本記事ではBODYMAKER(ボディメーカー)が販売する「チン&ディッピングスタンド」という商品を実際に使用してレビューをまとめた記事になります。
自宅で本格的に自重トレーニングをしたいという方にとって参考になればと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
実はこの記事を書く6年以上前に買ったトレーニング器具なんだけど、今まで詳しくまとめたことが無かったので、今回は改めてレビューをさせて頂きます!
BODYMAKER(ボディメーカー)とは?
今回紹介する「チン&ディッピングスタンド」を販売しているメーカーであるBODYMAKER(ボディメーカー)について簡単に紹介します。
BODYMAKERは1999年に設立されたスポーツ・アパレル総合ブランドであり、主にトレーニング用品や格闘技用品などを製造・販売しています。
BODYMAKERは様々な商品を取り扱っており、Amazonなどのショップページでは「トレーニングマシン」「武道・格闘技」「バーベル・ダンベル・プレート」「フィットネスグッズ」「ファッション」「シューズ」などといったジャンルが見られます。
記事作成者はこのBODYMAKERのトレーニング器具は複数購入して使用した経験があり、どれもクオリティや満足度の高い商品であったこともあり、トレーニング器具に関してBODYMAKERは信頼できるメーカーであると言えます。
BODYMAKERのトレーニング器具に関して、今回の「チン&ディッピングスタンド」や「マルチラック」を購入したことがあるけど十分に満足できる商品だった!
BODYMAKER「チン&ディッピングスタンド」の商品特徴
ハイエンドモデルの高品質・高価格帯の商品
「チン&ディッピングスタンド」はBODYMAKERが扱うチンニング系のトレーニング器具の中ではハイエンドモデルにあたる商品であり、品質や機能性の高いものとなっています。
それゆえに決して価格の安い商品ではないのですが、「チン&ディッピングスタンド」はこの器具一つで様々な自重トレーニングを行うことができる商品であることをアピールしており、自宅で本格的に自重トレーニングがしたいというトレーニーの方は必見の商品となります。
「チンニング」ができる
もはや説明も不要かと思われますが、名前の通り「チン&ディッピングスタンド」を使用することでチンニングを行うことができます。
チンニング用のバーの長さが約112cmあるため、手幅を広くしたり狭くしたりすることで様々な刺激を背中に入れることが可能となっています。
また、バーには滑り止めのグリップが付いているため、より鍛えたい部位に集中してチンニングを行うことができます。
「チンニングマシンだからチンニングができるのは当たり前だろ!」って感じではありますが念のための解説です。
「レッグレイズ」ができる
「チン&ディッピングスタンド」ではレッグレイズという腹筋を鍛える種目が行えるような設計がされています。
レッグレイズを快適に行うことができるように腕を置くバー・クッションが付いていたり、体を安定させるために背中をあてるシートが付いているのがポイントとなっています。
「プッシュアップ」ができる
「チン&ディッピングスタンド」は商品の足元の部分にプッシュアップバーが付いています。
このプッシュアップバーを使用して腕立て伏せを行うことで、胸や肩・腕といった部位鍛えることが可能です。
「ディッピング」ができる
「チン&ディッピングスタンド」は前述のレッグレイズ用の腕置きの先に地面と平行なバーが付いており、これを使うことで胸を鍛えるトレーニングであるディッピング(ディップス)が可能となっています。
コレ一つで自重トレーニングは何でもできるぜって感じだね!
ただ実際のところ使用感はどうか?しっかりレビューさせてもらいます!
BODYMAKER「チン&ディッピングスタンド」の使用感・レビュー
使用前に組み立て作業が必要
商品ページでは使用可能な状態の商品画像が掲載されていますが、実際に「チン&ディッピングスタンド」を購入した際にはパーツをイチから組み立てる必要があります。(※上記の画像は組み立てが実質3~4割進んでる状態なので、初期状態はもっとバラバラです。)
総重量約34kg、高さ約219cmの大型のトレーニング器具であるため、組み立てにはそこそこ労力がかかります。
簡易的な組み立て用の工具は商品に付属するので必須ではありませんが、スムーズに組み立てを行いたい方は事前にラチェットやモンキーレンチ等の工具を用意しておくことをおすすめします。
また、協力してくれる人がいれば2人以上で組み立てることもおすすめです。
チンニングについて(非常に良い)
まずこの商品の一番の目的であるチンニングですが、かなり快適にトレーニングを行うことが可能となっていました。
まずは商品自体の高さが約219cmあり、上記写真の記事製作者(身長182cm)が横に並んでもバーがかなり高い位置にあるため、バーを持った後は軽く膝を曲げるだけで快適にチンニングを行うことが可能でした。
身長が低い方であっても、器具の下のほうに足をかける部分があるため、そこにのぼってスタートポジションに入ることができるような仕様になっています。
また、本体重量が約34kgあることで器具全体の安定感は非常に高く、体重が80kg以上ある記事作成者がチンニングをしても器具が大きく揺れるようなことはありませんでした。
自身の体重にさらにウエイトを足してチンニングを行うようなハードトレーニーの方でも安心して使用ができる器具であると言えます。
ディッピングについて(非常に良い)
「チン&ディッピングスタンド」の機能であるディッピングですが、これもチンニングのレビューで記載したように器具の安定感が高いため快適にディッピングを行うことが可能となっていました。
ディッピングのバーの部分のパーツ単体で見ても軋んだりするようなことも無いため、安心感も非常に高いと言えます。
ディッピングができる環境は普通は気軽に整えることができないのに加え、ベンチプレスとは違った刺激を胸に入れることができるといった点もあり、記事作成者としてはこのディッピングができるという部分は高く評価をしており、かなりお気に入りのポイントとなっています。
レッグレイズについて(良い)
「チン&ディッピングスタンド」のレッグレイズの機能に関して、腕を置く部分のクッションがかなりフカフカであったり、商品アピール通り手元のバーや背中のシートのおかげで体が安定するため快適にレッグレイズを行うことが可能となっていました。
ただ、記事作成者の個人的な感想としては、腹筋のトレーニングに割く時間が少なかったり、トレーニングベンチを使った腹筋のトレーニングなどでも十分だと感じたため、このレッグレイズの機能を使う頻度はどちらかと言えば少なめとなっていました。
逆に言えば、このレッグレイズを本格的にやりたいと考えている人や、レッグレイズの有効活用法を知っている人にとっては間違いなく魅力的なポイントであると言えます。
プッシュアップについて(微妙)
ここまで魅力的なポイントばかりの「チン&ディッピングスタンド」ですが、器具の足元についているプッシュアップバーに関しては唯一微妙だと感じるポイントだと感じました。
微妙だと感じた一番のポイントはプッシュアップを行う際の場所の融通が利かない点になります。
ただでさえ大型である器具の奥行(約130cm)に対し、さらに自身の身長の半分以上を加えたスペースがないとプッシュアップを行うことができません。
また、器具の足元に付属するプッシュアップバーであるため、プッシュアップの際の手幅も固定となります。
器具にプッシュアップバーが付いていること自体には問題が無いため、プッシュアップの機能がおまけで付いてると考えれば良いことではあるのですが、1000~2000円程度の安価なプッシュアップバーを購入してしまえば場所も選ばず、手幅を変えることもできるため、プッシュアップを本格的に行い人にとってはあまり価値は無いと言えます。
困ったら物干しとして使える
ここまで、商品の本来の機能についてレビューをしてきましたが、記事作成者がこの「チン&ディッピングスタンド」を使い続けてきて気付いた有効活用法を1点紹介したいと思います。
この「チン&ディッピングスタンド」ですが、洗濯物を乾かす物干しとして使用することが可能です。
「何言ってるんだこのバカは!」と言いたくなるようなしょうもない活用法ですが、雨の日に洗濯物を干すところに困ったときに実際に活用していたので、半分はネタながらもちょっとしたお役立ち情報として紹介させて頂きました。
もし、家族に「そんな大きいトレーニング器具を家に置かないでよ!」と反対されている方であれば、「困ったときに物干しとして使えるよ!」といったプレゼンで家族を説得させられる可能性があるかもしれないので、ぜひ参考にしていただければと思います!
無理かな・・・?
総評
今回紹介したBODYMAKERの「チン&ディッピングスタンド」ですが、高価格帯ながらもしっかり人におすすめできる商品だと思いました!
前述の通り安定感がある器具であり、耐久性も十分であることから一度買ってしまえばずっと継続して使用することが可能であるため、中途半端に廉価モデルの商品を購入するくらいであれば最初からこちらの「チン&ディッピングスタンド」を導入した方が結果的にはコスト面でも得をする可能性が高いのではないかと言えます。
本格的な自重トレーニング環境を自宅に作りたいと考えている人はぜひ一度このBODYMAKERの「チン&ディッピングスタンド」の購入を検討してみてはいかがでしょうか?
価格以上の快適な自重トレーニング環境が手に入るのは間違いない!
自分は今後もチンニングとディッピングを有効活用していこうと思う!
BODYMAKERのその他の商品について
BODYMAKER ヘルシートレーナー
BODYMAKERは「チン&ディッピングスタンド」の下位モデルとして、「ヘルシートレーナー」という商品もリリースしています。
こちらの商品でもチンニングやディッピングを行うことは可能なのですが、推奨最大重量が80kgとかなり耐久性は低めとなっているため、体重の軽い女性の方や子供の軽い運動目的としている場合にマッチする商品であると言えます。
本格的なトレーニングを考えている方はコチラではなく「チン&ディッピングスタンド」を選ぶようにしましょう。
BODYMAKER マルチラック
記事製作者が過去に購入したBODYMAKERのトレーニング器具の一つがこちらの「マルチラック」となります。
現在はより本格的なパワーラックに移行したため使用しなくなりましたが、バーベルトレーニングを行うのにかなり十分なクオリティとなっているため、これから自宅にバーベルトレーニング環境を作ろうと考えている方におすすめの商品となります。