トレーニングにおいて扱う重量が増えてくると、腰などの体幹部分をケガをしてしまうリスクが上がってきます。
そんなケガのリスクを下げ、トレーニングのパフォーマンスを向上させるために多くの方が腰に巻いて使うトレーニングベルトを導入しています。
今回の記事では、そんなトレーニングベルトを選ぶ際のポイントの解説やオススメの商品をピックアップをしていきますので、トレーニングベルトを購入する際の参考にしていただけたらと思います。
トレーニングベルトを使用する理由
トレーニングベルトは腰に巻いて使いますが、これにより腹部にかかる圧力が上がるため体幹が安定するため、通常よりも扱う重量が増え、トレーニングそのもののパフォーマンスを上げることができます。
また、誤った力の入れ方が原因で起きてしまう腰痛をあらかじめ防ぐことができるため、ケガのリスクが高まるBIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)のような高負荷のトレーニングをする場合は積極的に使用したいアイテムであると言えます。
使ったことが無い方にとってはトレーニングベルトを付けること自体のハードルが高いとは思いますが、トレーニングの負荷を上げることを考えているのであればぜひとも使ってみてほしい!
トレーニングベルトを選ぶ際の注意点
サイズが自分の腹部に合っているかを確認する
前述の通り、トレーニングベルトは腹圧を上げるために体にきつく装着させる必要があるため、必ず自身の腰回りに合うサイズになっているかをチェックする必要があります。
ベルトを装着した際に、サイズが多きすぎて腹圧がかからない状態だと意味が無くなってしまうので、特にベルトを一番きつく締めた時の長さが自身の腰回りより長くなってしまわないかは要注意です。
トレーニングベルトの一番の目的は腹圧を上げることなので、ベルトを装着して「ウッ…ちょっと苦しい…」ってなるくらいしっかり締め付けられるのサイズに調整できるかという点に注目して!
ベルトの素材は何でできているかを確認する
トレーニングベルトの素材は、基本的には「革」か「ナイロン」のどちらかの素材でできています。
「革」のベルトは耐久性が高いため高重量を扱っていても劣化しにくく、素材の硬さで体幹をしっかり保護できるためトレーニングのパフォーマンスを最大限に上げることができます。
「ナイロン」のベルトは柔らかいため取り扱いやすいことと、洗濯が可能な商品もあるといったメリットがあります。
どちらの素材のベルトにするか悩んでいる方には、トレーニングベルト本来の目的をより果たしてくれる「革」のベルトを優先してオススメします。
やはり一度買えば長く使用し続けることができるので革製のベルトがイチオシなのですが、ナイロン製のベルトを装着がしやすいといったメリットを重視して買い替えをする前提で愛用している方もおり、絶対ダメというわけではないのでお好みで!
ベルトの留め具(バックル)の仕様を確認する
「革」のベルトの留め具はピンで留める金属のタイプが一般的となっています。
基本的には普通のピン式のベルトで特に問題はないのですが、ベルトの脱着をスムーズに行いたい方には留め具の部分にワンタッチで固定できるレバーがついているワンタッチアクションベルトも選択肢として増やすことも可能です。
大体の革製のトレーニングベルトは写真のような留め具が一般的なので、基本はそんなに心配しなくてOK!
ベルトの太さを確認する
トレーニングベルトは基本的には幅が太いベルトほど体幹をしっかり保護できるため、高重量を扱うトレーニングに向いており、幅が細いものは動きのあるトレーニングでもあまり邪魔にならないという特徴があります。
トレーニングのしやすさと体幹の保護のバランスを考えると、ベルト前面の幅が狭めで背面の幅が広いタイプのものが多くの方にオススメできます。
一般的なトレーニングベルトはだいたい「太さが一定幅」か「前面細い・背面太い」のどちらかのタイプなので、そこまで迷うことは無いと思います!
オススメのトレーニングトレーニングベルトを紹介
おすすめの「革製」トレーニングベルト
NonModo トレーニングベルト
とにかく安く一般的なトレーニングベルトを購入したい方にはNonModoのトレーニングベルトがオススメとなります。
素材はフェイクレザーですが、価格設定に対して圧倒的に高品質で売り上げ実績もあるベルトとなっており、初めてトレーニングベルトを買う初心者でも失敗しにくい商品であると言えます。
ゴールドジム(GOLD`S GYM) トレーニングレザーベルト
少し値段が高くても品質の高いベルトを購入したい方にはゴールドジム(GOLD`S GYM)のトレーニングレザーベルトがオススメです。
ゴールドジムのベルトは革製品を扱う日本メーカー監修のもとで製造されており、高品質で耐久性も非常に高く、長期で利用し続けることも可能なトレーニングベルトであるため、トレーニングルトを自分の体に馴染ませてトレーニングのパフォーマンスを保ち続けたい方には非常にオススメができる商品となります。
おすすめの「ナイロン製」トレーニングベルト
Schiek(シーク) リフティングベルト
ナイロン製のトレーニングベルトを購入したい方には、世界中でトレーニングギアを販売している海外メーカーであるSchiek(シーク)のリフティングベルトがオススメできます。
Schiekはボディビルダーやアスリートをターゲットとして商品開発をしている実績があり、ナイロン製のトレーニングベルトの中でも信頼性の高い商品となっています。
ナイロン製であるため、持ち運びがしやすく手洗いもできるといったメリットはありますが、マジックテープで装着するタイプであるため、革製のベルトと比べるとどうしても劣化しやすいといったデメリットもあるため注意が必要です。
おすすめの「ワンタッチタイプ」のトレーニングベルト
Zawick レバーアクションベルト
Zawick トレーニングベルト ナローSTYLE
トレーニング中のベルトの付け外しを楽にし、効率をアップさせたい方にはワンタッチで装着ができるZawick社のレバーアクションベルトの購入がオススメできます。
Zawick社のレバーアクションベルトはワンタッチタイプのベルトの中でも多くのユーザーに使用されている商品で、1年以内の破損時やサイズを間違えた際の返品交換などのサポートがあるため、ワンタッチタイプのベルトの入門に非常に適しています。
また、ワンタッチタイプのベルトの多くがベルト幅が一定のサイズとなっているのですが、Zawick社からは幅が均一のベルトだけではなく、前面だけ細くなっているナローSTYLEという商品も展開されているため、好みに合わせたベルト選びをすることも可能です。