筋トレを嗜んでいる多くの方はジムなどの施設に行ってトレーニングをしていると思いますが、一度は「どうにかして自宅でトレーニングをする環境を整えられないか」ということを考えたことがあるかと思います。
本記事作成者は自宅に写真のようなトレーニング環境を作り、普段の筋トレは全て自宅で行っています。
自宅に本格的なトレーニング環境を作ることは、日頃からトレーニングをする方をにとっては非常に大きなメリットがありますので、今回の記事では皆様にホームジム・自宅トレーニング環境の作り方の解説をさせて頂きたいと思います。
一般的な外部のジムでは順番待ちや移動などの時間的な縛りがありますが、ホームジムがあればいつでも好きなタイミングでトレーニングできるのが本当に快適です!
また、プライベートな空間ゆえにパンツ一丁でトレーニングしても家族に怒られるくらいで済むのでとてもいいぞ!
ホームジムに必要なアイテム
ジョイントマット
トレーニング器具自体の重さやトレーニングの際の衝撃から床を保護するために、ジョイントマットが必要となります。
ジョイントマットにはトレーニング用であったりデザイン重視で価格の高いマットなどがありますが、今回はトレーニングスペースの最下層のほぼ見えない位置に配置するものであるため、一般的なジョイントマットを使用する形で問題ありません。
トレーニング器具の重さによる圧力や、トレーニング時の衝撃の分散が目的なので薄すぎるマットにはしないように注意!個人的な目安として1cm以上の厚みがあるマットであったほうが安心!
木板
トレーニング器具の重さによりかかる圧力を分散するために、木板を用意してジョイントマットの上に敷きます。
写真の木板はサイズが180cm×90cmで厚さ11.5mmのNONJAS合板を半分にカットしたものになりますが、実際には圧力を分散することができる広さと、重さに耐えられる硬さや厚さがあれば代用することができるので、ゴム製のマットなどを代わりに使用することも可能です。
木板は大きくて重量があるほうがトレーニング時にズレにくいというメリットがあるので、可能であれば大きいものが良いのですが、部屋の広さや木板を運び込むルートの都合とも要相談です。
カーペット・トレーニング用マット
トレーニング環境の木板をむき出しのまま使用してしまうと表面が傷みやすくなってしまうため、一般的なカーペットやトレーニングマットを追加で敷きます。
ここで用意するものはトレーニングに不都合を生じさせない素材であれば問題ないため、今回は普通のカーペットを敷いて気軽にトレーニングできる環境を整えていますが、本格的なジムに近づけたい方であればゴム素材のマットやトレーニングマットを敷くこともオススメとなります。
トレーニングに支障が出なければ好きなデザインのカーペットを選んで自分好みのトレーニングルームに仕上げるのも良いよ!
トレーニング器具
今回作成するホームジム環境では、バーベルを使った高重量のトレーニングを可能とすることを目的としているため、パワーラック、トレーニングベンチ、バーベルといった器具を優先して設置しています。
なお、今回作成する環境は自重トレーニングなどの小さな器具を使ったトレーニングにも適しているので、お好みに合わせて器具を選んでいただいて問題ありません。
今回紹介しているホームジムを設置するメリットはやはり「バーベルなどを使用した高重量トレーニングをすることが可能になる」こと!そのメリットを活かすためにも紹介した器具は導入をオススメしたいッ!
ホームジムの作成手順
ジョイントマットを敷く
まず最初にトレーニング環境を設置したいスペースにジョイントマットを敷きます。
このジョイントマットは不都合なくトレーニングができる分だけの広さを確保する必要があり、広さが不十分のままだと、器具が置けなかったり足場が不安定になるなどトレーニングに影響が出てしまうので注意が必要です。
なお、写真ではかなり余裕をもってジョイントマットを部屋いっぱいに敷いていますが、過去に約180cm×180cmの広さで作成していた際には問題なくトレーニングが可能となっていました。
ホームジム完成後の場所の移動はかなり大変なので、トレーニングスペースの位置が決まるこの工程では、「実際にトレーニング器具を置いたらどうなる?」「不自由なくトレーニングできそう?」といった確認やイメージをしっかりしておこう!
ジョイントマットの上に木版を敷く
部屋にジョイントマットを敷いた後は、その上に用意した木板を敷いていきます。
写真では約90cm×90cmの木板を4枚敷いており、全体では180cm×180cmの木板のスペースを確保しています。
ジョイントマットを広めに敷いているので木板の乗っていない部分もありますが、ジョイントマットだけでも直接バーベルのプレートを置いたり、シューズで踏んだりしても床にダメージを与えずに済むので、スペースが余っていてもメリットとなる点も多いので、必ずしも木板とジョイントマットをぴったり同じサイズにする必要はありません。
木板がジョイントマットからはみ出していると、その部分を踏んでしまった際に木板が折れてしまうなどのリスクがあるので、木板はジョイントマットからはみ出ないように配置するように注意!
木版の上にカーペット・トレーニングマットを敷く
先程床に敷いた木板の上で直接トレーニングをしても問題ないのですが、木板は傷がつきやすかったり、見た目がイマイチといった課題が残るため、木板の上に好みに合わせてカーペットを敷くことがオススメとなります。
写真では敷いている木板の広さとほぼ同じサイズの一般的なカーペットを敷いていますが、木板とジョイントマットの段差を隠したければもっと広いサイズのマットを、トレーニング時の足元の安定性を求めて滑りにくいゴム製のシートを選んでも問題ありませんので、お好みに合わせてアレンジしてみて下さい。
これでホームジムスペースは完成!!
トレーニング器具を設置する
最後にトレーニング器具を置けば無事にホームジムの完成です。
トレーニング器具を置く際は重さが一点集中してしまわないように、圧力のかかる重たい器具は広い木板の安定した場所に置くなどのケアをするようにして下さい。
ここを我が家の「プラチナジム」とする!!(ゴールドジムへの対抗意識)
さいごに
以上が自宅にホームジム環境を整えるために使用したアイテムや手順の解説でした。
今回紹介したように、自宅にある程度のスペースさえ確保できれば簡単に本格的なトレーニングができる環境を設置することが可能となりますので、自宅で時間を問わずトレーニングをできる環境が欲しい方はぜひ一度ホームジム作りに挑戦してみて下さい!