トレーニング器具

トレーニングベンチの選び方・オススメの商品を紹介!

家で筋トレをするためにトレーニング器具を買おうと思うと、まずはダンベルのようなメジャーな器具の購入を検討する方は多いですが、トレーニングベンチもダンベルと同じくらい優先的に導入したい器具の一つです。

もちろんトレーニングベンチが無かったとしても筋肉を鍛えることはできるのですが、トレーニングベンチを使用することでトレーニングの幅が広がり、様々な筋肉を部位ごとに効率よく鍛えることが可能となります。

本記事では、トレーニングベンチを導入することによりメリットや、トレーニングベンチを購入する際の注意点について解説をしていきたいと思いますので、皆様がトレーニングベンチを購入される際の参考になればと思います!

トレーニングベンチを導入することによるメリット

冒頭でも述べたように、トレーニングの幅が広がるという点がトレーニングベンチを導入する一番のポイントとなります。

たとえば、胸の筋肉はダンベル以外の器具を使用せず鍛えるのが非常に難しいのですが、ダンベルにトレーニングベンチを加えるだけで簡単かつバリエーションのある胸のトレーニングをすることができるようになります。

また、トレーニングベンチが無くても鍛えることができる部位だとしても、さらにトレーニングメニューが増えることで様々刺激を筋肉に与えられるので、結果的にはトレーニングベンチの導入により筋肉を効率よく鍛えることが可能となります。

ハングリーガイ

どんなに良いダンベルを持っていても、そのポテンシャルを活かすためにもトレーニングベンチは必須級アイテム!優先して導入を考えよう!

トレーニングベンチを選ぶ際の注意点

トレーニングベンチの耐荷重は?

トレーニングベンチを選ぶ際には、何kgの負荷がかかっても問題ないかという指標である耐荷重をチェックする必要があります。

基本的には「自分の体重+扱う重量」よりも耐荷重が大きいものを選ぶ必要があり、トレーニング初心者~中級者であれば耐荷重が200kg以上あれば十分であると言えます。

しかしながら、この耐荷重が大きければ大きいものほど頑丈かつ安定性の高いトレーニングベンチとなりますで、予算に余裕があれば自身の体重や扱う重量に関わらず可能な限り耐荷重が大きい良いトレーニングベンチを選ぶことがオススメです。

ハングリーガイ

よほど安価なものでなければ耐荷重で困ることは無いですが、超高重量を扱うムキムキマッチョマンにはより注意が必要なポイントになります!

トレーニングベンチのシートのサイズは?

トレーニングベンチには横幅が極端に細かったり太かったりするタイプがまれにあるため、念のため購入前にトレーニングベンチの幅や高さを確認しておくことをオススメします。

一般的なトレーニングベンチのサイズですが、例としてパワーリフティング競技では「幅25cm~30cm」「高さ35cm~45cm」のトレーニングベンチが使用されています。

トレーニングベンチの幅は広いほうが寝転がった時に体が左右にぶれず、トレーニング時の安定感が高まるため、初心者の方であればあるほど幅は30cmに近い商品を選ぶことがオススメと言えます。

なお、トレーニングベンチの高さに関してはおよそ40~42cmあたりの商品が一般的ではありますが、ベンチの上に寝転がった際に足が地面につく高さであるかがポイントとなりますので、小柄な方は高さが低めのベンチを探すことも視野に入れておくと良いです。

ハングリーガイ

ベンチの幅が狭いと胸のトレーニングの時の稼働幅が広くなり、筋肉に負荷を与えやすくなるといったメリットがあるため、トレーニング上級者の中にはあえて幅が狭いトレーニングベンチを選ぶ人もいるぞ!

トレーニングベンチの角度調整は可能であるか?

トレーニングベンチの中には、シートの角度を変えることができるアジャスタブルベンチと呼ばれるものがあり、このアジャスタブルベンチを使用することでトレーニングの幅がより広がり、細かい筋肉の部位に効率よく刺激を与えることが可能になります。

アジャスタブルベンチは通常のトレーニングベンチより耐荷重が低く、価格も高くなるというデメリットはありますが、長く色々なトレーニングのために使用することを考えると、角度調整が可能であるアジャスタブルベンチの購入をオススメします。

また、トレーニングの際に角度調整が手間になる可能性があるため、角度調整がワンタッチで簡単にできるかという点にも注目するようにしましょう。

ハングリーガイ

角度調整を簡単にできないトレーニングベンチは想像以上にトレーニングの効率を落としてしまうから気を付けて!

オススメのトレーニングベンチを紹介

著者厳選オススメトレーニングベンチ

LEADING EDGE マルチポジションベンチ

まず最初にオススメするのはLEADING EDGEというメーカが販売しているトレーニングベンチになります。

こちらのマルチポジションベンチは背面と座面の角度変更が可能となっているのはもちろん、シート幅は約27cm、耐荷重も300kgと十分なスペックとなっております。

さらに、シートが4層構造でかつ、全体の構造がシンプルで余計な機能を一切つけていないことにより非常に安定感が高い仕様になっているのもポイントとなっています。

シートの角度変更もワンタッチピンを引くだけでできるため、ひとまずこちらの商品を買っておけばベンチを使ったトレーニングで困ることは無いと言えます。

BARWING 4WAYトレーニングベンチ

BARWINGというメーカーの4WAYトレーニングベンチもオススメの商品の一つのなります。

ベンチの背面・座面のシートの角度調整はもちろんのこと、フットレストの高さや角度も調整できるという自由度の高い仕様になっており、それにも関わらずメーカー公表の耐荷重は500kgと圧倒的なハイスペックとなっています。

しかしながら自由度が高いと言っても、角度調整を行う際の留め具がねじ式となっているため、調整自体にそこそこ時間がかかるというデメリットもあるため注意が必要です。

また、こちらのベンチの本体重量や素材が他メーカーの商品と大きく異なっているわけでもないため、耐荷重500kgといえども、実際の耐久性は他メーカーのトレーニングベンチとあまり差がない可能性もあるため、購入したユーザーのレビュー等も参考にしてから購入の判断をすることがオススメです。

FLYBIRD トレーニングベンチ

FLYBIRDというメーカーのトレーニングベンチも、シートの座面・背面の角度調整が可能で、耐荷重も270kgという十分なスペックを持っています。

唯一の弱点として、全体のサイズがやや小さく、身長が高い人はトレーニングの際に頭がベンチからはみ出してしまい、違和感を感じてしまう可能性があるという点がありますが、それでもコストパフォーマンスが非常に良い商品ですので、身長が170cm以下の方であればこちらの商品を購入候補に入れる価値があるといえます。

基本的には余計な機能が付いているよりも、シンプルで耐久性の高いトレーニングベンチを選ぶほうが良いと言えます。耐荷重の試験方法はメーカーによって違ってくるため、表記の数値だけを購入基準にするのではなく、実際にトレーニングに使用されている方のレビューも見ておくことをオススメします。

ハングリーガイ

「シートを倒す・起こす」の調整さえできればトレーニング初心者~中級者が困ることはほぼ無いよ!

上級者向けオススメトレーニングベンチ

IROTEC パワーエフアイディベンチ

IROTEC(アイロテック)パワーエフアイディベンチHPM
iROTEC

本格的なトレーニングを行う上級者の方であれば、IROTECというメーカーのトレーニングベンチがオススメとなります。

詳細な耐荷重は公表されていませんが、こちらのベンチの構造や本体重量を見る限り、ジム施設に使用されていても違和感の無い本格的なトレーニングベンチであるといえます。

また、IROTRCはバーベルやトレーニングラックなどの幅広いトレーニング器具を販売しており、拡張性にも優れているため、予算に余裕がある方や上級者の方には非常にオススメです。

初心者向けオススメトレーニングベンチ

LEADING EDGE フラットベンチ

基本的にはシートの角度調整が可能なトレーニングベンチをオススメしていますが、どうしても予算を抑えたいという方であればフラットベンチを導入するのもアリです。

トレーニングの幅はやや狭まりますが、フラットベンチはアジャスタブルベンチよりも安価で耐久性が高いというメリットもありますので、とりあえず値段を優先したい場合は購入の候補となります。

ハングリーガイ

買い替え前提で安い商品からチャレンジして、ダメだったらトレーニングベンチを椅子代わりに使うという大胆な手段もあるよ…(推奨はしていない)

トレーニングベンチと合わせて知っておきたいアイテム

ダンベル

ダンベルとトレーニングベンチを組み合わせることが最もコストパフォーマンスよくトレーニングの幅を広げることができるようになるため、トレーニングベンチを導入する際には必ずダンベルも導入を検討することがオススメです。

ハングリーガイ

むしろ最低限ダンベルが無いとトレーニングベンチを導入するメリットがかなり薄まるので注意!

バーベル・パワーラック

より本格的なトレーニング環境を作るためには、トレーニングベンチに加えてバーベルパワーラックを導入することをオススメします。

これらの器具があると、ダンベルではできない高重量を扱うトレーニングや、筋肥大に非常に効果的なトレーニングである"BIG3"(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)を行うことが可能となり、ジム施設に引けを取らない質のトレーニングが可能となるため、トレーニング中級者~上級者はぜひ検討をしてみて下さい。

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